THE ELEPHANT KASHIMASHI 30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" SPECIAL 「ド・ド・ドーンと集結‼~夢の競演~」 3/18 さいたまスーパーアリーナ
2018年3月18日。
この日、日本を代表するロックバンドが三組も集結するなんて、誰が予想したのでしょうか。
前哨戦ではないですが、販売開始1時間前にグッズの列に並びまして、記念グッズを購入。この日限定のグッズは早々に完売したようです。
会場が遠くないため、一旦帰宅して、態勢を立て直してから再度会場入り。夢の競演が始まるのを今か今かと待ちわびていました。
どうでもいいですけど、エレカシファン、スピッツファンは恰好で大体分かるのですが、ミスチルファンは全く分かりませんでした。あまり主張しないのかな?
スピッツ
開演とともによく知ったSEが流れ、入場してきたのは我らがスピッツ。会場大歓声。
以下セトリ。
1.春の歌
2.恋する凡人
3.8823
4.初恋クレイジー
5.チェリー
6.愛のことば
7.スターゲイザー
9.みなと
10.涙がキラリ☆
11.さわって・変わって
12.スパイダー
13.トンガリ'95
ツイッターで、スピッツファンの皆さんが、「春だから、春の歌かチェリーはやるだろう」と騒いでいましたが、まさかの両方やってくれたという(笑)
2曲目3曲目で、いつもの田村さんが発動していたので、エレカシファン、ミスチルファンの皆さんはびっくりされたかもしれませんね。あれはデフォルトなので(笑)
個人的には、「愛のことば」→「スターゲイザー」で窒息死しそうでした。めちゃくちゃ好きな曲を立て続けに演ってくれるとは…。
エレカシのカバーは、スピッツ色が足されてハマってましたね~。
「スパイダー」のワイパー、エレカシファン、ミスチルファンの皆さんもバッチリで、ただただすごいなぁ、愛だなぁと感動しました。
ちょろっとMC
マサムネさん「エレカシ、昔は正座して聴いていましたが、今は立って聴いています!(背筋ピーン)」
マ「同年代のバンドと一緒にやるのって、昔のライブハウス時代を思い出して緊張しますね…。あと、一番手って最近ないから、緊張してます…。歳をとってくると、(出演順を)後ろの方にしていただけるので…」
田村さん「こういうイベントの時、楽屋に、ケーキとか置いてあるんだけど、今日はあんこものが多かったよね。」
マ「俺らも歳とってるからね。」
マ「こうやって、御長寿バンドを観たみなさんは、長生きしますよ!」
いつものゆるゆるMC健在でしたね(笑)
Mr.Children
SEとともにミスチル入場。これまた大歓声。ここで、恰好だけでは分からないミスチルファンの存在を確認しました(笑)
以下セトリ。
1.Everything(It's you)
2.HANABI
3.innocent world
4.太陽ギラギラ(エレカシカバー)
5.and I love you
6.here comes my love
7.himawari
ミスチルのライブ初見でした。さすがとしか言いようがないです。桜井さんって、実在する人なんだなぁと素直に思ってしまいました。
2曲目は、個人的に聴きたい曲リストに入っていたので、イントロ流れた瞬間歓喜でした。
3曲目も楽しかったです。盛り上がりました!
桜井さん「(このイベントについて)こんなこと、もう無いよ?お得だと思うよ?」
本当、そう思います。
カバー曲前
桜井さん「本当はね、すっごいやりたい曲があるの。でも、エレカシさんの本編と被るといけないと思って、事前にエレカシさんのスタッフさんにお伺いを立てて(笑)『あ~この曲は最近やってないね』と言ってくださったんで。コアなエレカシファンの方はここトイレ休憩の時間ですよ!(笑)」
このカバー曲もかっこよかったです。ミスチル流にさらっとやれちゃうのが凄いです。
かつてエレカシが受けていたオーディションをミスチルも受けたという話で、
桜井さん「俺たち以外、見た目が派手で。髪の毛立ててたり、服が派手だったり。結局そのオーディションは落とされたんだけど、納得がいかなくて主催者側に電話したの。『どうして落とされたんですか?』って。そしたら、『君たちは個性が足りない』って言われて。確かに、髪も立ててないし、服も派手じゃないし。そこで、ふと、そういえば二年前に俺たちより地味な人たち(エレカシ)がオーディション受けてたな、と気づいて(笑)」
会場「(笑)」
桜井さん「俺たちには何が足りなかったんだろうと思って、エレカシのライブに行ったんですよ。そしたら皆さんご存知のようにもの凄くて。かっこいいなと思いました。」
この後、桜井さんにかっこいいと言わしめるライブを目の当たりにできるのかと思って、気分が高揚しました。
エレファントカシマシ
この日一番の歓声を浴びながら、主催たるエレカシ登場。
以下セトリ。
1.RAINBOW
2.奴隷天国
3.悲しみの果て
4.星の砂
5.風に吹かれて
6.笑顔の未来へ
7.桜の花、舞い上がる道を
8.風と共に
9.ガストロンジャー
10.今宵の月のように
11.Easy Go
12.FLYER
EN.ファイティングマン(with スピッツ・Mr.Children)
エレカシのライブも初見でした。予習で30周年のベスト盤を聴いていたのが功を奏しました。
1曲目~3曲目の流れで一気に持っていかれましたね。いや凄い。
「奴隷天国」で「死ね」言ってますけど、本当に殺しにかかってるんじゃないかと思いましたよ。
「桜の花、舞い上がる道を」本当良かったです。さすが、歌上手すぎですね。
MCもなんだか面白すぎてかなり笑っていました(笑)独特(笑)
宮本さん「かっこいいぜー!!!!!!エビバデ!!!!!かわいいぜー!!!!エビバデ!!!!……顔はよく見えないけど」
上げて落としたな(笑)
宮本さん「私もこのイベントの趣旨をよく分かっていないんですけれども…」
会場「!!?!?!?!?!?」
宮本さん「いや、草野さんね、(宮本さんが)『涙がキラリ☆』好きなの知っててやってくれたんじゃないかなと思ってね!」
宮本さん「忘れもしない、あれは、ロックインジャパン。その時、スピッツめちゃくちゃ聴いてたからね、偵察……いや、勉強だね。それで、そのロックインジャパンでスピッツが『涙がキラリ☆』をやってね、もう号泣。それを思い出して号泣してましたからね(涙の手振り)」
この、涙を表す手振りがめちゃくちゃ可愛かったですね(笑)
ミスチルに関しては、「innocent world」で号泣していたようですね(笑)
宮本さん「カバー曲も…浮雲男、良かったですね、号泣。太陽ギラギラ、大学の時に歌詞書いたの思い出して号泣。涙腺脆いので。」
「Easy Go」の後
宮本さん「(息切れしつつ)この曲は息継ぎできないんですね、息継ぎの箇所がなくてですね。あと、会場が大きいので大きな声出してるんですね…。息継ぎができない曲というのが分かりました。」
何の話?(笑)
そしてフィナーレを飾った「ファイティングマン」。ステージ上に3バンド集結。
この瞬間、会場阿鼻叫喚(笑)割れんばかりの拍手喝采。
宮本さん「スピッツの皆さんには、一緒に演奏してもらいます。Mr.Childrenの皆さんには踊ってもらいます…本当にいいんですか?」
ミスチルメンバー踊りとか贅沢すぎでは?(笑)
マサムネさんも桜井さんも宮本さんも、お互いに深々お辞儀してて、礼儀正しすぎか!と思いました(笑)
マサムネさん「一番手で演って、やっぱり悔しいですね。ミスチル、エレカシを観て、まだまだ足りないところがあるなと感じました。」
マサムネさんの口から「悔しい」という言葉が出ることからして、やっぱりお互いにライバル同士なんだなと。
宮本さん「(桜井さんに向かって)僕の歌、どうでした???」
桜井さん「!!??!?……よかったですよ(笑)」
宮本さん「(マサムネさんに向かって)どうでした???」
マサムネさん「よかったですよ(笑)」
宮本さん「言わせてる感!」
宮本さんのこの行動も、勝ちにいってるというか、闘争心が見え隠れしてるなと思ったり(笑)
最後、宮本さんがマサムネさんに近づいていって、唐突に肩を組もうとした時、マサムネさんが素でビビってましたね(笑)
桜井さんは普通に受け入れていました(笑)さすが。
草野マサムネと宮本浩次と桜井和寿が並んで肩を組んでいるというこの状況って凄いことです。
メンバーチェンジなし、且つ、長年バンド活動を続けてきた3組のバンドが一堂に会するという奇跡の場を作ってくれたエレカシに感謝です。
音楽史に記録されるであろうこの日に立ち会えたことに、ただただ感謝です。
本当に幸せな時間でした。
また集結してくれることを期待しつつ…