SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR ‟THIRTY30FIFTY50” FINAL 10/1 セキスイハイムスーパーアリーナ
3050ツアーファイナルです。宮城公演80回目、東北エリア111回目、利府町50周年、伊達政宗公生誕450周年という節目づくしな公演。
以下ネタバレ。
セトリ
1.醒めない
2.8823
3.涙がキラリ☆
4.ヒバリのこころ
5.ヘビーメロウ
6.冷たい頬
7.君が思い出になる前に
8.チェリー
9.スターゲイザー
10.惑星のかけら
11.メモリーズ・カスタム
12.波のり
13.ロビンソン
14.猫になりたい
15.楓
16.夜を駆ける
17.夢追い虫
18.正夢
19.運命の人
20.恋する凡人
21.けもの道
22.俺のすべて
23.1987→
EN
EN1.SJ
EN2.スパイダー
この日はテッちゃん側のスタンド席で俯瞰状態でした。近からず遠からず。
ファイナルで「冷たい頬」の田村さんのベースソロが聴けて嬉しいったらありゃしない。「ヒバリのこころ」でガシガシピック弾きしてるのも本当素敵でした。
「スターゲイザー」のベースラインも最高に好きで、Aメロ終わりの入りがかっこよくて卒倒するかと思いました。
「8823」の時、テッちゃんが、髪を振り乱しながら熱くギターを弾いてて見惚れてました。
「夜を駆ける」は四者四様のかっこよさが発揮されてて、どうしてこんなにもかっこいいのか不思議ですね。
「けもの道」の最初の田村タイムも熱が入ってて、いつもより長かった気がします(笑)めちゃくちゃ興奮しました。
「俺のすべて」の﨑ちゃんのドラムソロもいつもより長かった気がしますね。いけめんすぎました。
この日の会場の熱量が尋常じゃなくて、会場全体の一体感というか、熱気が集中してました。全員盛り上がりまくっていました。
ここで味わった空気感は忘れない自信がありますね。それほど印象深かった。
この日のMCも吹っ飛んでますが。とりあえずなんとなく覚えているところだけ。
マ「貴重な休みの日をスピッツのために割いて下さりありがとうございます!楽しい夜にするぜ!いいから俺についてこい!!!」
これで何人死人が出たんだろう?(笑)
マ「『君が思い出になる~前に もう一度笑ってみせ~て~♪』ってすごく自己中な歌詞ですよね(笑)歌ってていつも、こいつ自己中だなぁって思うもんね。スピッツはこんな変な歌ばっかり歌ってて、変なバンドですが、その変なバンドを見に来る皆さんはもっと変ですよ?(笑)」
会場「(笑)」
マ「昔の歌をやりたがらないバンドとかいるけど、俺はむしろ昔の歌もやりたいよね。恥ずかしいと思うかもしれないけど…ちょっとMかもしれないね(笑)」
マ「昔(アマチュアの時)、自分たちの車で移動して仙台に来た時、ホテルで鍋をやりたくて、田村ん家にあった土鍋を持ってったんだよね。それでホテルに着いたら、蓋が割れてて(苦笑)…あれその後どうしたんだっけ?」
田「白菜買ってさ」
マ「あー!白菜買ったね!!白菜かぶせて蓋にしたんだ!本当はホテルで鍋やっちゃいけなかったんだよね(苦笑)危ないことしてたね。」
テ(マサムネさんだったか?)「今やったら火災報知器が反応して、水被って鍋どころじゃない(笑)」
マ「そういえば、昨日『ねこまさむね』の話をしたら、Twitterでねこまさむねさんのアカウントから30周年おめでとうっていうお祝いメッセージが来ててさー。俺Twitterやってないから、人づてに聞いたんだけど。広がるの早いよね。」
田「その、広がるのが早いのは、君たちのせいだからね?…あー、君たちではなくて、昨日来てた人達のせいだね。」
マ「それでさ、昨日話した、知り合いの有名人に街中で会ったとき、どうやって声をかければいいのかって話で…グレートマエカワに『ねぇねぇねぇ』ってやったらビビられて、空港でトータス松本に近づいていったらスタッフに羽交い締めされて、平井堅君だと思って近づいたらただの外人だったって話ね。あと、知り合いのミュージシャンが明らかに奥さんでない女の人を連れてた…妹かもしれないけどね!って話。その話を、昨日の人たちが勘違いして、グレートマエカワが不倫したのかと思われてたら嫌だなと思って、『グレートマエカワ 不倫』でエゴサしたの!そしたらねー!結果0件だった!!!(笑)よかった!!!(笑)」
田「昨日も言ったんだけど、前にこの会場の隣にサッカーの日本代表戦を見に来て、その時、レンタカー借りて車で来たのね。それでも(仙台)市内から遠くてさ、もう二度と来ない!と思ったわけ。でも、そんな遠いところに、遠路はるばる来てくれて、ほんと、ありがとね。」
マ「ありがたいよね。」
田「すごい上から目線になっちゃうけど…上から目線だけどね、ここの会場、いいよ。音とかもいいよ。宮城はいい会場いっぱいあるよね。」
田「このツアーも今日でファイナルなわけだけど、今まで、このツアーをやってこれたのは、このスタッフたちのおかげだからね。本当、みんな感謝してね。」
会場「(拍手)」
田「俺、ちょろちょろ動き回るから、シールド外せとか、ワイヤレスにしないのかとか思ってるかもしれないけど、ここにいるローディがいつもこうシールド動かしてくれるわけ。こいつ骨折してたんだよ!」
マ「骨折は自己責任だけどね。仕事中のものではないけどね(笑)…個人情報を漏らしてどうする(笑)」
田「骨折しても、こうやって(シールド動かすの)やってくれるんだよ。」
マ「まぁ、スピッツは飼い犬だからさ」
田「お!うまいね!………(シールド見ながら)これリードかぁ…(笑)」
田「俺、全然気づいてなかったんだけど、この後ろのスクリーンに俺たちの顔がでっかく映るんだよね。で、自分が抜かれるタイミングなんて分からないんだけど、」
マ「知ってたらそこだけキメ顔にしそうだよね」
田「(笑)でもね、﨑ちゃん知ってるらしいよ!!!この後のMCが楽しみだね!(笑)」
田「今日、そこの高いところに登っても、そんなに高さを感じないよ。たまに、『高い!怖い!』と思う時もあるんだけど、今日は全然平気。いつもより低いのかな?」
マ「これって高さ変わってるの?」
田「変わってない???」
マ「それだけお客さんとの距離が近いんじゃないかな?」
田「あ~、そういうこと?」
田「ほんと、ありがとね。今日は…楽しいです!!!この後も楽しみます!田村でした!」
この、田村さんのMC終わりのセリフ、今までは「今日は今のところ楽しいです」だったけれど、ファイナルのこの日は「今のところ」が抜けたんですよ。このちょっとした違いで嬉しくなりました。
クージー「今日は30年前のTシャツを着てきました。ザ・キュアーってバンドのなんだけど。」
マ「イギリスのロックバンドね」
クージー「そう。このTシャツ、大事にタンスに閉まってあって、色も褪せてないし…色褪せてるように見えるかもしれないけど、これは仕様だからね!…そう、で、穴も開いてないんだよね。色褪せてない、穴が開いてない、これはスピッツと同じだねって話ができるのも、今日で最後です。」
マ「﨑ちゃん、自分がスクリーンに映るところ知ってるんだって?」
﨑「一ヶ所ね。前にユニコーンの川西さんに、教えてもらってさ。技を盗んだ(笑)この後のとある曲でその箇所があるんだけど……まぁ、見てもらえば分かります(笑)」
﨑「あのですねー、3050ツアーは今日で終わりですが、今後、フォーティシックスティ、フィフティ…??ん?(笑)」
マ「フィフティセブンティ?(笑)」
﨑「そのツアーもやりたいですね!」
マ「70歳の時は、途中何度か休憩挟んだりしてね。俺たちが引っ込んだりしてね。」
﨑「その分長い時間演ってね」
マ「水増ししてね(笑)その時には、ボタン一つでドラムが鳴ったりして(笑)」
﨑「ははは(笑)小っちゃい電子ドラムを叩いたりしてね(笑)…でも、これからも生ドラムにこだわってやっていきます!!!」
﨑ちゃん男前すぎて……漢の中の漢だわ…
テ「今日はいつにも増してダラダラしてるね~~~~!田村長かったね~~~~~!!俺はそんなに話すことないから。」
会場「えーーーーーーー!!!!!!」
テ「それホントに思ってる?(笑)…じゃあ一言ね。俺、見た目より声高いでしょ?」
何の話?(笑)
そして、このツアーの締めくくり。
マ「人気があっても、やむを得ない理由で解散したり、引退したりする方達もいますが、スピッツよりも上手いバンドがたくさんいた中、何故だかこうして続けてこれて、何か、こう役割を与えられている気がするんです。なので、スピッツは引退しません。せっかく同じ時代に生まれたんだからさ、これからも、生暖かい目で見守ってください!」
泣いた。涙で目の前が見えなくなった。同じ時代に生まれて良かった。
アンコールで、4人とも1987→Tシャツを着てたのも感動しました。仲良しで何より…。
この日のライブは、私が参戦した3050ツアーの中で正真正銘一番良かったです。というか過去最高かもしれない。
スタンド席ながら、汗だくになったのいつぶりだか分からないし、途中から興奮しすぎて叫んでました。(普段静かに見る人です)
それだけ、会場の熱気、田村さんの煽り、テッちゃんの叫び、﨑ちゃんの笑顔、マサムネさんの声、スピッツの演奏に酔いしれて、感極まりました。
本当にいいライブでした。一生の思い出です。スピッツ愛してる。